お問合わせ
06-4708-8655

財務省の解体と国富省の創設

財務省は、膨大な国家予算を組み、そのために省内調整をおこなうという仕事をするところで、創造性という面から、面白みの無い無味乾燥な地味な職場です。そこには、泣く子も黙る「国税庁」という怖い権限をもった組織もありますが、華やかな部署は一部だけで大方はルールに基づいて税を徴収するという地味な職場なのです。

東京大学など日本のエリート校を卒業した大量の優秀な人たちをこうした地味な創造性や面白味の少ない省庁で働かせることは国家の大きな損失です。国家予算はコンピュータシミュレーションを駆使できる専門家を雇って、事務的な仕事が得意な職員に任せれば良いし、省内調整はそれこそ海千山千の50歳をすぎて定年まで後10年ほど残したロートル官僚が任せれば良いのです。

20歳代から40歳代までの優秀な官僚を活躍させるためには、新たな職場として国富省を創設して、そこで思う存分日本経済の活性化のために活躍させることが、人件費の費用対効果という側面からも必要不可欠です。国富省とはまさに国を豊かにするための国家プロジェクト、投資案件を次々と企画、組成して、経済を活性化させる核となる組織であり、経済産業省や国土交通省など組織機能も取り込んで、日本経済活性化のためのエンジンとなる省庁になります。若い財務官僚を墓石のような古い幽霊の出そうな今の財務省の建物から移転させ、最新鋭のビルで思う存分活躍させることで、日本経済を再び活性化させることが可能となります。



『増税は日本を滅ぼす!』の本より抜粋、掲載

<
ページトップへ戻る