お問合わせ
06-4708-8655

殺人的な悪魔の消費税増税

消費税がなぜ悪魔の税金と言われるのか、それは、赤字の事業会社にも売上に応じて消費税がかかり、その支払いを強要するからです。 不況で赤字の会社が増えていますが、決算が済んで赤字でも売上が大きければ、その売上に応じて消費税が課せられるため、支払いができない経営者に消費税延滞の重圧と差し押さえの督促状などがとどき、気の弱い経営者の中には、発作的に命を絶つ人もでてきます。 事実、1997年に消費税を3%から5%に上げた翌年から13年間連続して自殺者が3万人を超えています。 自殺者全てが、消費税が原因で命を絶ったとは言えませんが、消費税導入後に景気が後退して、倒産した経営者や失業した従業員が精神的に追い込まれ自殺という手段をとるケースが増加します。 一般の人たちは、「税と社会保障の一体改革」により消費税増税で日本の一千兆円の借金が減ると勘違いしています。 景気後退で毎年50兆円前後の国債を発行して財政を維持している日本では、仮に消費税を5%から10%に上げても、税収は10兆円程度しか増えません。 GDPが低迷して税収がさらに落ち込めば、消費税増税の効果もなくなります。 すなわち消費税を10%に増税しても、日本の借金は減るどころかさらに増加する可能性が高くなります。日本の財政を立て直すためには、増税より国債発行で公共投資やその他の国主導の投資を増やし、GDPを増加させる戦略が一番効果が高いのです。

ページトップへ戻る